ホームベーカリーで作る 油脂なし・塩分控えめ・ドライイースト少なめ プルーンパンの作り方
オリジナルのアレンジで作ることができるのが、自家製パンの利点のひとつでもありますよね。今回は油分と塩分をぐっと控えたパンを作っていきたいと思います。 バターの代わりにプルーンを使用したパンを作ります。ドライイーストを少なめにする代わりに、発酵時間を増やします。そうすることによって、パンの風味とうまみを強めます。バターの風味こそありませんが、バター入りのパンと比べても、それほど遜色のない、ふっくらしっとりした、少し酸味のあるおいしいパンができあがります。
材料
- プルーン 80g (軽く水洗いして水気を切っておきます。プルーンは切らずにそのまま使用します。)
- 牛乳 200g
- 強力粉 220g
- 小麦粉 80g
- 砂糖 18g
- 塩 2g
- ドライイースト 2g
作り方
- ホームベーカリーに牛乳を入れ、その上に小麦粉、強力粉を入れます。
- その上に、砂糖・塩・ドラーイイースト・プルーンをそれぞれ間隔をあけて乗せていきます。
- ホームベーカリーの天然酵母パンコースまたは、ドライイースト少なめコースで焼きます。
- 焼き上がったら、ホームベーカリーから取り出し、冷まします。
料理に使う材料メモ
小麦粉
小麦粉にも、数種類のものがあります。小麦粉を練ったときに弾性や粘り気がでますが、それを作る働きを担うのがグルテンです。小麦粉は、そのグルテンの含有量によって、数種類に分類されます。
その一つ目が薄力粉です。お店にいったときに一番目に止まる位置に置かれていたり、特売なんかで一番数多く売られているのが薄力粉です。薄力粉は、天ぷらや、お好み焼き、ケーキのスポンジ、クッキーなどを作るときに使用されます。グルテンの含有量が少なめの小麦粉ですので、なるべく弾性を出さずに仕上げたい時に使用されます。
二つ目が中力粉です。中力粉は、薄力粉よりグルテンの含有量が多めです。うどんなどを作るときに使用されます。中力粉を使用してこねれば、こしのついたうどんに仕上げることができます。
三つ目が強力粉です。強力粉は3つの中で一番多くのグルテンを含有しています。パンやピザの生地などに使用されます。
なお、封を切られた小麦粉にはダニが侵入する恐れがあります。ダニはアレルギー症状の原因になることもありますので、小麦粉を保存するときは、ダニが入り込まないようにきっちり密封するようにしましょう。