むねだしのアイスキューブ
煮物を作る際に、水の代わりに、これから紹介する鳥の胸肉のだしを使用しますと、煮物に風味豊かな味わいを追加することができます。
炒め物には、凍ったままの鶏肉のだしのキューブ1個をフライパンに追加します。
冷凍庫からさっと取り出し使用すれば、手軽にいつもの料理の味を格段によくすることができます。
また、おすすめするのはそのおいしさだけではありません。このだしには鶏の胸肉に含まれるアミノ酸やコラーゲンなどの栄養成分が溶け出していますので、これを食べれば、体にいい良質の栄養を摂取することができます。
私は、このだしを使った料理を食べた翌日に、肌や髪がいつもと違っているのをはっきりと実感しました。
オムライスや焼きそば、パスタなどいろいろな料理にいれて、ぜひ、おいしさや健康を実感して楽しんでください。
基本のむね肉だしの作り方
材料
- 鳥の胸肉2枚(700g)
- 人参 1本
- 玉ねぎ 1玉
- 長ネギ 2本
- しょうが 適量
下準備
- 鳥の胸肉 皮と脂肪を取り除きます。大まかに切り分けます。
- にんじん きれいに洗って皮のまま丸ごとを使用します。
- 玉ねぎ 皮をむき、上から真ん中くらいまでクロスに切り込みを入れておきます。
- 長ネギ 鍋に合わせて適当なサイズに切っておきます 。
- しょうが きれいに洗って、皮のまま輪切りにします。
- むね肉を、フードプロセッサーにかけます。フードプロセッサーの容量に合わせて、何回かに分けて、ミンチにします。
- 大き目の鍋に水を適量注ぎます。
- そこに、先ほどミンチにした鶏肉を入れます。箸などでかき混ぜて、鶏肉をほぐします。
- 鍋を強火にかけます。先ほど準備した野菜を鍋に入れます。
- 沸騰するまで待ちます。途中、鶏肉が固まっているようなら、箸などでほぐしてください。沸騰すると、吹きこぼれやすいです。沸騰するまで鍋から目を離さないようにしてください。
- 沸騰したら火を弱めます。鍋のふちに金串を置き、その上に蓋を乗せます。蓋をぴったりと鍋に乗せますと吹きこぼれますので、鍋と蓋との間に隙間を作るようにします。
- 弱火で煮ていきます。
- 1時間~2時間煮たところで火を止めます。
- そのまま、冷まします。
- 冷めたら、にんじんと玉ねぎとしょうがと長ネギを箸やトングなどで鍋から取り除きます。
- 10をざるでこします。※使用した野菜や鶏肉はお好きな味付けをして召し上がってください。
保存
蓋つきの製氷ざらを用意します。
だしをお玉ですくって製氷皿に流し込みます。
蓋をして冷凍庫で凍らせます。
完全に凍ったら、製氷皿から取り出して、つまみ付きのジッパーバッグに移し替えます。
こうすることで、必要な量のだしを、使いたいときに、いつでも取り出し、使用することができるようになります。
だしのキューブを冷凍庫から取り出し、凍ったまま鍋やフライパンに入れて使用します。